勝間和代

このページは「勝間和代」のダイエットに関する情報を扱います。

勝間和代
生年月日	1968年12月14日（44歳）
身長	158.0cm
体重	52.1kg
BMI	20.8（普通）
体脂肪率	25.6%
分類	ダイエット経験者
実践したダイエット	ロングブレスダイエット 他

勝間 和代（かつま かずよ、1968年12月14日 - ）はダイエット経験のある評論家。ダイエットに関する著書も執筆している。

人物・ダイエット歴

• 2012年、『中居正広の金曜日のスマたちへ』の企画で美木良介考案のロングブレスダイエットによる公開ダイエットに挑戦。足の小指の骨折というアクシデントにみまわれながらながらも、59.1kgあった体重が2ヶ月間で7kg減の52.1kgとなり、30.6%あった体脂肪率も5%減らし25.6%となった。【↓詳細】
• 2012年10月17日、自身のダイエット法や考え方を記した『やせる!（光文社新書）』を出版。食生活の改善と運動習慣の改善により健康的に痩せたという方法を紹介している。

実践したダイエット法

ここでは、勝間和代が実践したダイエット方法とその実践内容や実践当時の状況についてまとめる。サイズや年齢等は全て実践当時のものである。

ロングブレスダイエット

公開ダイエット
ダイエット法	ロングブレスダイエット
指導者	美木良介
ダイエット期間	2ヶ月
放送番組名	中居正広の金曜日のスマたちへ （TBS系列）
放送日	2012年5月18日
結果
体重	59.1kg → 52.1kg（-7.0kg）
体脂肪率	30.6% → 25.6%（-5%）
へそ周り	74.8cm → 66.2cm（-8.6cm）

2012年5月18日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』の「女の噂」というコーナーにおいて、TBSアナウンサー升田尚宏らとともに、美木良介考案の「ロングブレスダイエット」による公開ダイエットを行った。

開始時のサイズ(Before)

身長158.5cmにして体重59.1kg、へそ周りは74.8cm。CTスキャンの映像を見てもお腹まわりに脂肪が蓄積されているのが分かるという。7kg落とし、52kg台にするのが目標という。

身長	158.0cm
体重	59.1kg
体脂肪率	30.6%
へそ周り	74.8cm

ロングブレスダイエットとは？

美木良介が考案した呼吸法中心のダイエット法。

ロングブレスダイエットのやり方

その①

1. お尻にエクボができるくらい下腹部に力を入れてまっすぐ立つ。
2. 足を前後にずらし、お尻に力を入れたまま後ろ足に重心を残し前足から頭まで一直線になるような態勢をとる。
3. 3秒で鼻から息を吸って腕を回す。
4. 7秒で口から一気に息を吐き出す。

この呼吸法を1分間(10秒×6回)行う。

その②

1. お尻に力を入れてまっすぐ立つ。
2. お腹をへこませながら3秒で鼻から息を吸う。
3. 7秒で口から一気に息を吐き出すが、吐くときもお腹はへこませたまま。

この呼吸法を1分間(10秒×6回)行う。

ロングブレスはこの2種類の呼吸法を1分ずつ、たったの2分やるだけで良いという。

ポイント

• 鏡で自分の体を確認しながら行うと視覚的にも脂肪を意識することができ、効果がアップするという。
• ロングブレスの名のとおり、長い呼吸を意識する。
• 7秒中前半3秒で息を吐ききる。残りの4秒はお腹が震えるぐらいキープ。
• 体全体に力を入れるとお腹にも自然と力が入る。

ロングブレスウォーキング

通勤や買い物など、普段の生活の中で行えるもので、勝間は普段の歩きをロングブレスウォーキングにすることで体が絞れていったという。

やり方

1. 4歩で鼻から息を吸い4歩で口から息を吐く。
2. この時、お腹は常にへこませたまま。
3. 腕は後ろに振り肩甲骨を動かす。

ポイント

• 歩く前にロングブレスをするとインナーマッスルが温まり脂肪燃焼効果アップ。
• 慣れてきたら吸う歩数はそのままで、吐く歩数を6歩、8歩と増やしていくとさらに負荷がかかり効果倍増。

座って出来るロングブレス

小指を骨折した勝間のために伝授したのがこの座ったまま出来るロングブレス。美木も元々腰痛改善の為リハビリで始めたのがロングブレスであり、スタート当初の歩くことすら出来ない状態であった時に、美木自身も行っていたものだという。これは仕事中でも座ったまま簡単にできるとのこと。

1. 座った状態でひざとかかとをくっつけてお尻を締める。
2. お腹をひっこめながら3秒で鼻から息を吸う。
3. ゆっくり15秒かけて口から息を吐く。この時もお腹をへこませ続ける。

勝間曰く「足使っているやつよりよっぽど効きます」とのこと。

ロングブレス生活のルール

• ロングブレス2分を毎日最低3セットする。
• 食事量は減らさなくてOK(ただし暴飲暴食は避ける)。

食事について

食事は特に減らす必要がないとしている。勝間は北海道にお寿司やカニを食べに行くくらい食べ物が大好きだという。これも美木は「全然大丈夫」としている。「カニはタンパク質でしょ。タンパク質はどんどん摂って、炭水化物も摂って欲しい。お寿司は最高です。」とのこと。

経過

• 7日目：公開測定の日。升田アナら他の実践者が次々と痩せていくなか、勝間だけが0.8kg体重が増えていた。美木曰く、勝間は限界まで息を吐ききれず、インナーマッスルに力が届いていなかったのではという。
• 14日目：公開測定の日。体重は58.5kgと先週の計測時に比べて-1.4kgの変化。ウォーキングにより徐々に体が絞れてきた。
• 17日目、18日目：自身の講演会でたくさんの人達にロングブレスを勧めていた。
• 22日目：スカッシュ中に転倒し右足の小指の付け根を骨折。そこで座ってできるロングブレスを伝授される。
• 27日目：足が動かなくても汗が吹き出てどこででもできるロングブレスを実践。怪我して歩かない分暇なので一生懸命ロングブレスをやっていたらかえって痩せたとのこと。
• 30日目：公開測定の日。体重56.5kg。骨折しているにも拘らず開始時と比較して2.6kg減。
• 38日目：本の執筆等でパソコンを打つことが多く肩こりに悩まされていた勝間だが、ロングブレスのおかげで最近はすっかりおさまってきたと話す。
• 41日目：食事の量は減らさずにおよそ1ヶ月で-3kg。目標とする52kg台まであと4kg。国土交通省の会議中も隙間時間にロングブレス。座っている時で発言の無い時にも出来るという。骨折等のトラブルもありながら体重は順調に減っているよう。
• 44日目：公開測定の日。55.1kg。体重は横ばいを繰り返しながらも1ヶ月半で4kg減。しかしここで美木はさらに7kg減らし48kgを目指すように指示。これに対し、勝間は「48kgになりたいわけではない、ある程度の抵抗力の問題等、医学データを考えてBMI20は欲しい」と主張。高い目標を設定する美木に対し不信感を抱くようになった。「もっと成果がでるはず」と感じる美木と「私は頑張っている」と思う勝間との間で意見が衝突し、2人の間に大きな溝が生まれていた。しかし、美木の「勝間さんをキレイにしたい」という言葉に勝間の心が動く。この話し合いで何かが吹っ切れた勝間はそれから再びロングブレスダイエットに明け暮れた。
• 忙しい仕事の合間にロングブレスをやり続けた。

結果(After)

40代で痩せづらい上に脚の骨折というトラブルに見舞われた2ヶ月間で7kgの減量に成功。目標としていた52kg台を達成した。CTスキャンの画像でぎっしりあった脂肪もきれいに引き締まった。美木も「1ヶ月半動けない中で凄いです」と評価。

	Before	After(2ヶ月後)
体重	59.1kg( - )	52.1kg(-7.0kg)
体脂肪率	30.6%( - )	25.6%(-5% )
へそ周り	74.8cm( - )	66.2cm(-8.6cm)

関連項目

• 中居正広の金曜日のスマたちへ
• ロングブレスダイエット

ダイエット関連の著書

• 『やせる!』(光文社新書)光文社、2012年10月17日、ISBN 978-4334037086