小倉優子：版間の差分

2013年7月30日 (火) 22:07時点における版

このページは「小倉優子」のダイエットに関する情報を扱います。

小倉 優子（おぐら ゆうこ、1983年11月1日 - ）は、ダイエット経験者。日本のグラビアアイドル、タレント。ダイエット商品の監修等も手がける。

人物・ダイエット歴

• デビュー前はダイエットをしたことは一度も無かったが、17歳で芸能界に入ってから10年間は、ずっとダイエットとの戦いであったとしている。
• 芸能界入りしてからは、仕事先で出会う女性は皆スリムで奇麗だと感じ、戸惑った。この戸惑いが落ち着いてくると、今度は自分が太っているのではないかと考えるようになり、過度な食事制限に走るようになった。殆ど食べ物は口にしない生活で体重は減ったがそれがエスカレートすると、栄養失調と貧血で倒れてしまい1週間入院した。にも関わらず、ダイエットはやめられなかった。
• 無理な食事制限に走っていた当時は、体重計を常に持ち歩いていた。
• リバウンドで体重がピークになっていた頃、旅行に行く事になった。その時はヤケになっており、体重計も持っていかずに、食べたいものを食べたいだけ食べた。しかし帰宅後体重を量ると、減っていた。この経験から、3食きちんと食べる方がダイエットにも良いのだと考えるようになった。
• 置き換えダイエット食品のスリムガールヌードルの監修を手がける。
• 2012年6月に第1子となる男児を出産。妊娠時、13kgほど体重が増えていたが、その後、グリーンスムージー、カーヴィーダンス等により、5ヶ月で11kgの産後ダイエットに成功した。

ダイエット法（アイドル時代～産前）

デトックス

デトックスとは体内に溜まった毒素を排出させるという健康法・ダイエット法のこと。小倉は元々自己流で岩盤浴やデトックスに良いジュースを飲むような程度のことはやっていたが、書籍『小倉優子のビューティー宣言』執筆の際にビューティーアドバイザーの大湾祐三子の指導を受けた。それによると、体に不必要なもの、つまり老廃物をちゃんと排出すれば、食事制限は必要ないとしている。肌も奇麗になりリバウンドも無縁になるという。大湾の提唱するデトックスの3大原則は次の通りとなっている。

【水をこまめに飲む】

水は飲む量よりも飲み方が大事であるとしている。水を飲む量が多いのは勿論良いことであるが、同じ1リットルを一気に飲み干してしまうよりも、こまめに少量ずつ飲み分ける方が、デトックス効果が高いのだという。小倉も以前から1日1.5リットルは飲むように心がけていたが、夕方近くになってあわててごくごく飲む事もあったそう。しかし、大湾のアドバイスにより、飲み方を改善した。

特に朝一杯の水を飲む事を推奨している。朝水を飲む事で、脳や内蔵が活動を始め、朝ご飯を食べる頃には腸もしっかり働いているため、ご飯が美味しいのだという。続けていくと、腸の働きが良くなり、自然とデトックス体質になるとしている。

【朝の30秒ストレッチでリンパの流れを促す】

大湾に教わったリンパの流れを促進させる「朝ストレッチ」を実践している。歯磨き中やメイク中など、「ながら」で出来るストレッチで所要時間はどれも30秒程のもの。重要なリンパ節を朝一番に開けることで、1日の体の排出機能が驚く程高まるとしている。この朝ストレッチでほぐす箇所は、ふくらはぎの筋肉、太ももの付け根の鼠径リンパ節、鎖骨リンパ節である。

【週に1回はお風呂にゆっくり入る】

週に1回はボディメンテナンスの日として、ウエストの位置までつかりじっくり体を温める半身浴を推奨している。37℃〜39℃が最も筋肉が緩む温度であり、マッサージもしやすくなるという。大湾によると、半身浴しながらのリンパマッサージは、下から上に向かって行うのがポイント。足首→ふくらはぎ→脚の付け根→おなか→鎖骨→髪の生え際→頭頂部の順でマッサージ。リンパ管は皮膚のすぐ下にあるので、やさしくゆっくりやるのが良いそう。

また41℃前後の熱めのお湯は気分をすっきりさせてくれる効果があるということで、眠気を一掃したい時などには、熱めのお湯にサッと入る事も良いとしている。ただしこの場合は長時間の入浴は避けるようにする。

骨盤エクササイズ

骨盤とは、体の中心にある大きな骨の集まりであり、上半身と下半身をつなぐ大切な役割を果たすという。しかし、ちょっとした癖などで、すぐに歪んでしまう。そのため、この歪みを矯正することで圧迫されていたリンパ管や内蔵を解放し、体の詰まりが解消されてスリムな体を手に入れられるとしている。また便秘やむくみも解消し、太りにくい体になるという。

食事法

小倉は基本的に、1日3食好きなものを食べている。但し、前述した水をこまめに飲むことの他、いくつかの食事のルールを作っている。

【食事は絶対に抜かない】

忙しい朝は朝食を抜きがちだが、前日に次の日の朝は何を食べるかを計画することで、朝食が楽しみになり朝食を抜かずにすむ上、寝起きもよくなるという。また、朝食はデトックス効果という面でも役立つとしている。朝の1杯の水とストレッチで活発になった胃にご飯が届くと腸も活発に動きだし、体の排出機能もアップするとのこと。以上の理由により、太らない体質作りには朝食は欠かせないと小倉は考えている。

【決まった時間に食事をする】

食事の時間が不規則だと、いつ栄養が入ってくるか分からないため体は食べたものを次に備えてできるだけ蓄積しようと働くことになる。しかし、決まった時間に食事をとることで、そのときに必要なものだけを吸収するようになるという。人は6〜7時間くらいでお腹がすくように出来ており、それ以上間隔を空けると栄養に飢えた体が食べたものをすべて吸収してしまうため、朝食を食べてから6〜7時間で次の食事を摂るのが理想であるとしている。

【1日単位で食材のバランスを考える】

美容やダイエットのためには出来るだけ多くの食材を摂取することが理想であるが、1度の食事で多くの品目を食べるのは大変であるため、1日単位でバランスをとる方法を推奨している。主食、野菜、魚、肉、豆・こんにゃく、乳製品、卵、フルーツという分類にわけ、1日3食の中でこれらの品目を1回ずつ食べるようにすると良いとのこと。但し、野菜は毎食食べるようにする。どうしても食べられなかった食材が出てきた場合は、あまりストイックにならず次の日の食事で食べるようにすれば良いとしている。

産後ダイエット

2012年6月に第1子となる男児を出産。妊娠時、13kgほど体重が増えていたが、その後、5ヶ月で11kgの産後ダイエットに成功した。前述した産前より行っていたダイエットに加え、次のようなダイエット法を取り入れていた模様。但し、産後だからといって特別かわった事はしていないという。

グリーンスムージー

グリーンスムージーとは、グリーン（生の野菜）とフルーツと水をミキサーで混ぜ合わせたジュースのことである。糖分のおおいバナナを使う事で血糖値が上がり、満腹感が得られる。また、食物繊維が多く、胃の中で膨らむので、さらに満腹感が得やすくなる。それにより、トータルの食事量・摂取エネルギーを減らす事が出来、ダイエット効果が期待できるというもの。小倉以外にも、タレントの優香らも、グリーンスムージーをダイエットに取り入れている。

【レシピの一例】

小倉が作っているグリーンスムージーのレシピの一例。小倉の場合、様々な食材の組み合わせでグリーンスムージを作っており、時にはヨーグルトを入れたり、甘酒を入れたりして工夫をしている。甘酒を入れると酵素が増えるという。

• バナナ、りんご、オレンジ、小松菜
• りんご、バナナ、オレンジ、ベビーリーフ
• 梨、バナナ、オレンジ、大葉
• 桃、梨、バナナ、小松菜
• バナナ、梨、オレンジ、小松菜、ヨーグルト、蜂蜜
• バナナ、りんご、小松菜、お水、甘酒大さじ2
• 柿、りんご、バナナ、水菜、お水、甘酒（お米100%）

カーヴィーダンス

樫木裕実考案、曲線的で美しいくびれを作るというカーヴィーダンスを実践。

ベジーデル酵素液

小倉が雑誌FITTEL等で愛飲していると紹介した酵素液。製造に一切水を使わず、106種類もの果物、野草、黒糖などを原材料とし、発酵させて作った酵素原液。小倉以外にも芸能人やモデルの間で愛飲者が多いそう。

ダイエット商品・サービス

スリムガールズヌードル

小倉が監修及びイメージガールを務める置き換えダイエット食品。こんにゃくベースのヌードルで低カロリー、またコラーゲンやヒアルロン酸等も配合し、美容にも良いという触れ込みで販売している。小倉が考案したという1週間分のアレンジレシピも付いてくる。

ベル ルミエール（Belle lumiere）

「小倉優子はベルルミ派」のキャッチフレーズで、小倉がイメージキャラクターのような形で関わっているエステサロン。「カラダ革命・ウルトラ痩身コース」等のダイエットプログラムが用意されている。「小倉優子のベルルミ式ダイエット」という小倉の名前を冠したダイエットプログラムも提供されていたが、2011年12月1日以降は、サービスを休止している。

ダイエット関連の著書

• 『小倉優子のビューティ宣言』実業之日本社、2011年5月20日、ISBN 978-4408108957