大場久美子：版間の差分

朝ホットヨーグルトダイエット

2010年4月6日放送『B.C.ビューティー・コロシアム』の企画「芸能人真剣ダイエットSPECIAL7」において、3ヶ月間の「朝ホットヨーグルトダイエット」に挑戦。ダイエットサポーターは博多華丸大吉。

開始時の状況(Before)

• インターネットでは「劣化した」など悪口三昧が書かれており、芸能界引退も考えた。
• 元アイドルとは思えないほどお腹の肉がはみ出している。

朝ホットヨーグルトダイエットとは？（番組内での説明）

推奨者はアジア乳酸菌学会連合会長・東北大学大学院の齋藤忠夫農学博士。乳酸菌の研究で知られる人物である。

日本人の肥満の原因の1つがカルシウム不足だとしている。日本人は、カルシウムの1日の必要摂取量が650mgと定められているが、平均して507mgしか摂取出来ていない^[1]。人間の体はカルシウムが不足してしまうと、脂肪を蓄えようとする副甲状腺ホルモンを血液中に分泌し、腸から脂肪を必要以上に吸収するため太ってしまう。

朝ホットヨーグルトダイエットのポイントは、そんなカルシウム不足を補う点にある。ヨーグルトの中のカルシウムはイオン化しているので反応性が高くなっているため、血液中の脂肪酸と結合し、脂肪細胞への取り込みを阻害する働きが期待出来る。
また、温められたヨーグルトは腸管の機能を向上させて、カルシウムの吸収率も向上させる。空腹の状態（胃の中のPHが低い状態）で摂取すると、カルシウムが腸管から非常に吸収されやすくなる。そのため副甲状腺ホルモンの分泌を抑え、基礎代謝により痩せることが出来る。

【ホットヨーグルトの作り方】

市販のプレーンヨーグルト120gを、ラップをかけずに電子レンジ（500w）で約30秒温める

【方法】

• 朝食前に約120gのホットヨーグルトを食べる。
• 1日120g以上食べてもダイエット効果は変わらないので注意。
• 朝・昼・夜の食事は、基本的に好きなメニューを食べて良い。但し、腹八分目を心がける。
• 間食は控える。
• アルコールは少量ならOK。1日ワイン1杯程度が目安。

クーガーダンス

ダイエット生活25日目以降、48kgの壁に阻まれ、なかなか痩せないでいた大場に、エステティシャンはある問題点を指摘した。それは「筋肉が少ない」ということである。ホットヨーグルトで脂肪の吸収を抑えている大場だが、そもそも筋肉が少なすぎるため、基礎代謝が低く痩せにくいとしている。一般に成人女性の基礎代謝は1200kcal/日とされているが、大場は966kcal/日であった。これは低すぎる。

そこでダイエット生活47日目から、マドンナのバックダンサーも務めた坂見誠二が、自身の考案したクーガーダンスを伝授。クーガーダンスとは、ニューヨークの最新ダンスをアレンジしたもので、筋力アップと全身引き締め効果が期待出来る。美容漫画家の日向琴子も坂見のクーガーダンスを実践し、-24kgのダイエットに成功し（76kg→52kg）、2013年10月29日に開催された第4回国民的美魔女コンテストでスリム賞を受賞した。

経過

• 1日目：ダイエット生活スタート。
• 2日目：朝はホットヨーグルトの後、手作りのサラダを食べた。昼は仕事先の弁当。夜はコンビニの寿司。朝ヨーグルトダイエットのルールとして3度の食事は好きに食べてOKとのことなので、ダイエット中なのに普通に食べている。
• 3日目：エステの日。たるみきったお腹にエステティシャンが容赦なくマッサージを施す。大場曰く「痛気持ちいい」とのこと。
• 12日目：体重を計測。49.1kgであった。12日間で-0.9kg。
• 15日目：朝早く地方での仕事。ポットにホットヨーグルトを入れて持参し摂取。
• 20日目：体重を計測。48.3kgであった。20日間で-1.7kg。自炊を中心とした食生活で大場は痩せる気満々である。
• 25日目：今回のダイエットを機に規則正しい生活になったという大場。しかし、体重を計測してみると48.8kgで、5日前の計測より500g体重が増えていた。以降、大場は何故か痩せなくなってしまう。
• 30日目：体重を計測。48.7kg。ヨーグルトをしっかり食べ、食事もヘルシーを心がけ、お酒も飲んでいないのに痩せない。体重は48kgの壁にぶつかった。エステティシャンによると大場は筋肉が少ないことが問題だという。

結果(After)