ソニン：版間の差分

2013年10月3日 (木) 09:46時点における最新版

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ソニン（SONIM、1983年3月10日 - ）は、ダイエット経験者。歌手、女優、タレントである。

[編集] 人物・ダイエット歴

• 2000年、17歳の時にSPEEDに憧れEE JUMPのメンバーとして芸能界デビュー。EE JUMPのセカンドシングルをリリースするタイミングで、事務所から「ダイエットしろ」と命じられた。目標体重を設定されたが、それはソニンが中学１年生時の体重であった。事務所から指定された体重測定の日に目標をクリアできずに給料30%カットされるも、その後毎日5kmのマラソンを実行、朝食はヨーグルト、昼食はまわりに心配されないように食べたふり、夕食は湯豆腐という生活により、1ヶ月で10kgの減量に成功。2001年の年明けには、目標体重をクリアした。どうしても食べたくなったらレシピ本を見て、食べた気になって乗り切り、水も飲まずにサウナを出たり入ったりして倒れたこともあった。そんな生活を送っていたため、油分が不足し、手先がガサガサになり、最終的には生理が止まってしまった。
• 2001年、無理なダイエットで生理が止まったソニンを見て慌てた事務所社長は、食事を摂るようにと指示。中華料理屋に連れて行かれ、チャーハン、ラーメン、餃子セットを無理やり食べさせられた。産婦人科にも連れて行かれ、ホルモンの薬も飲んだ。結果、一気にリバウンド。痩せた10kg分戻ったわけではないが、見た目はダイエット前よりも太った。しかしその後、ソロデビュー話に関連したストレスで胃腸炎になり、少しやつれて見た目は落ち着いた。
• 2002年、TBSのテレビ番組の企画で、ソロデビュー権をかけて、生まれ育った高知県から、祖父の故郷韓国まで570kmのマラソンをすることになった。朝から晩まで本当に走っているため、食べても食べても体は締まっていった。無事完走し、「カレーライスの女」でソロデビューを果たした。しかし、マラソンが終わった後は、ぽっちゃり体型になっていった。
• 2003年、ソロデビュー後、事務所社長の勧めで「3週間で痩せられる」と標榜するジムに通うことになった。社長の知人がこのジムに通いダイエットに成功したためである。3週間完結のプログラムで、高負荷の筋力トレーニングをみっちり行い、食事は糖質・脂質・炭水化物は一切カット。食べて良い食材は糖質の低い野菜や海藻、鶏のササミ、卵の白身、赤身の魚、甲殻類等となる。3週間真面目に取り組み、筋肉ムキムキの身体になった。そして、グラビア誌『Sabra』の表紙を飾った。
• 2004年、前述した3週間プログラム終了後、トレーナーの指示通り徐々に食生活を戻した。しかしすぐにちょっと太り、事務所の指示でまたジムに通わされた。ここから戻っては筋トレの繰り返しとなり、脂肪と筋肉が両方増え続け、どんどん体が大きくなっていった。それにより、体重が増えると事務所の社長に怒られるというプレッシャーから過呼吸で倒れてしまった。結果、事務所からは「もう煩く言わない」と約束された。その後3年間は、一切筋トレをやめた。食生活は健康オタクの母親が作った普通の食事を摂り、徐々に筋肉量は落ち着いていった。
• この頃より、舞台の仕事が増えた。舞台の稽古は毎日行われ内容もハードなため自然と体が引き締まっていった。その上で、役柄に合わせた体作りを意識するようになった。2006年くらいの頃から健康管理を意識して稽古の日にはお弁当を作り始めた。弁当の内容も役柄に合わせて内容を変えた。また弁当箱は食欲がなくなる色とされている青いものにする等して、食欲をセーブする工夫もした。
• 2007年、舞台の相手役の俳優の体が締まっていたので、横に並ぶ自分ががっしり体型はまずいと、自然に無理なく体を絞ることに成功。食生活は、油分を控え、鶏のササミ、卵の白身、海藻を多く摂取、砂糖以外の甘味料を使用し、白米ではなく玄米にする、夜は食事量を減らすといった工夫をした。これが自発的にダイエットをして成功した1回目だとしている。24歳であった。
• 2009年の秋、舞台でジャンヌ・ダルクの役を演じることになり、その役作りのために自己流のマクロビオティックダイエットに挑戦した。しかし、1ヶ月程実践したものの、この時は体重は落ちなかった。マクロビオティックとは、菜食主義的な食事療法で、肉や魚介類は基本的に食べない。ソニンはこれをきっかけに、ダイエット後も肉や魚介類が受け付けない体になり、それらの食材は食べなくなった。【↓詳細】

[編集] ダイエット法

[編集] マクロビオティックダイエット

マクロビオティックとは、菜食主義（ベジタリアン）的なスタイルの食事療法である。2009年の秋、舞台でジャンヌ・ダルクの役を演じることになり、その役作りのためにダイエットを開始。当時、マドンナもやっているという触れ込みでこのマクロビオティック（マクロビ）が流行っており、軽い気持ちでマクロビのような食生活に挑戦してみた。しかし、1ヶ月程実践しても体重は落ちなかった。がっかりし、別の減量法に変えようと思ったものの、マクロビ的な食事以外受け付けない体になってしまっていた。肉は元々好きではなかったが、ツナやエビ、イカ、タコ、カニ等の好きだったシーフード類も食べられなくなった。最初は戸惑ったが、美味しいと思わないものを無理に食べる必要は無いと考え、2012年現在までベジタリアンのような食生活を送っている。

2012年1月から、ベジタリアンの栄養学を知るため、マクロビオティックを本格的に学んだ。但し、マクロビのルールに完全に則っているわけではなく、自己流も多分に含まれる。例えばマクロビでは玄米が主食とされている。しかし、ソニンは重度ではないが米アレルギーであるため、無理に玄米は食べず、雑穀米などを食べている。ソニンは、ダイエットと一緒で、マクロビにしても、全ての人に一律に合う方法は無いと考えている。

このようにマクロビオティックに基づいた独自の食事療法を徹底的に実践した結果、最初に体重がみるみる落ちていった。それ以外にも花粉症が軽くなり、周囲が一斉に発症していたインフルエンザにもかからなかった。性格も穏やかになったと言われるようになった。

[編集] ダイエット関連の著作

• 『元リバウンドの女王』宝島社、2012年9月24日、ISBN 978-4800202208