レッド吉田：版間の差分

[編集] 食べ順爆発ダイエット

2013年2月19日及び同年3月5日放送『もてもてナインティナイン』にて、石川英明考案の食べ順爆発ダイエットに挑戦した。

[編集] 開始時の状況

• 日頃の不摂生がたたり80kgだった体重が1年で86kgに増量した。
• 現在、40歳以上の男性の約50%が中年太りと言われており、レッドもまさに典型的な中年太りだった。中年太りを放っておくと、「体力減退」「睡眠障害」「男性ホルモン低下」といった症状に繋がるという。

[編集] 食べ順爆発ダイエットとは？

ボディメイクトレーナーの石川英明が考案したダイエット法。石川は中山雅史や三浦大輔らをはじめ、数多くのアスリートのトレーナーも務める人物。このダイエット法は、食べる順番を守り、一品ずつ完食するというルールを守れば基本的には三食べてもOK、炭水化物も食べてOK、カロリー計算しなくてもOKとなっている。また、体重が落ちづらくなった時は、逆にあえて食べまくる日を1日限定で設ける（爆発の日）。また、ダイエット期間中は毎食、写真に撮って石川に報告し添削してもらうこととなった。

【食べる順番】

脂質と糖は、それぞれ体に無くてはならない栄養素だが、一緒に摂取すると体に脂肪を溜め込むタチの悪い組み合わせだという。一品ずつ正しい順番で食べることにより、これらの栄養素を同時に摂取することを避けられるため、脂質と糖の吸収を抑え、同じ量を食べても太らないという。また、この食べ方を実践すると血糖値の急上昇を防ぐことにも繋がる。血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されるのだが、このインスリンは血液中の糖をエネルギーに代える重要なホルモンである反面、余った糖を脂肪として体内に蓄える厄介な役割も併せ持つという。そのため、「食べ順爆発ダイエット」では、正しい順番で食べることで、血糖値の急上昇を抑え脂肪を溜めにくくするという狙いがある。

基本的な食べる順番は下記の通り。血糖値が上がり難いものを先に食べ、血糖値が上がりやすいもの（炭水化物）を最後に食べる。

1	食物繊維	糖の吸収を緩やかにする
2	発酵物	酵素を含み代謝を良くする。
3	タンパク質	筋肉の素とのなる。
4	炭水化物	エネルギーとなる。

また、このダイエット法の副次的な効果として、一品ずつ完食することで咀嚼回数が増え、ご飯などの炭水化物にたどり着く頃には満腹感が出てくるようになるという。それにより無理なく食事の量を減らすことが可能になるとしている。

吉田のダイエット期間中に食べたメニュー等を例に、食べる順番とポイントを下記に示す。

メニュー	食べる順番	ポイント
ステーキ ご飯 みそ汁 サラダ	サラダ みそ汁 ステーキ ご飯	一般家庭の夕食例。最初に食べるのは、太る原因である脂質や糖の吸収をゆるやかにする食物繊維を含む下敷き替わりのサラダ。次に発酵物であるみそ汁。3品目は筋肉の素となるタンパク質を含む肉。最後に体のエネルギーとなる米を食べる。ここで大切なのは、正しい順番で一品ずつ完食するということだとしている。
アジ 玄米 みそ汁 キムチ 焼きレンコン	キムチ 焼きレンコン みそ汁 アジ 玄米	ダイエット生活1日目の吉田家の昼食。奥様の気遣いが感じられるヘルシーなメニュー。石川によると、玄米は食物繊維も豊富で栄養満点だが、白米に比べて消化が遅いので白米の2倍は噛むように心がけるようにとのこと。また、玄米は消化が遅いため、夕食の時は白米の方が好ましいという。米一つ選ぶにしても時間帯を考えることが大切であるとしている。
リンゴ ヨーグルト 玄米 納豆 みそ汁	リンゴ ヨーグルト みそ汁 納豆 玄米	ダイエット生活2日目の朝食。朝食にリンゴとヨーグルトは素晴らしいと絶賛する石川。酵素が含まれたヨーグルトと食物繊維が豊富なリンゴは前の晩に食べたものの消化を助けてくれるので、朝食にはおすすめであるという。
サラダ 玄米 豆腐 みそ汁	サラダ みそ汁 豆腐 玄米	ダイエット生活4日目の昼食。ダイエットに相応しい健康的な食事に見えるが、石川は否定的。ダイエット時はつい豆腐のような植物性タンパク質に偏りがちだが、そればかり食べていてはダメだという。動物性タンパク質は筋肉の素であるため、肉や魚も食べないと筋肉が落てだらしない身体になってしまうとのこと。
鍋	野菜 豆腐 鶏肉	ダイエット生活5日目の昼食。野菜→豆腐→鶏肉の順番で一品ずつ完食。石川によると、鍋はダイエットの味方であり、いくら食べても良いとのこと。野菜は生で食べるよりも加熱した方が食物繊維が増して栄養素を吸収しやすくなるという。さらに、鍋にすると肉の脂もそぎ落とされるから効率よくタンパク質を摂取できるとしている。ちなみに脂がぎっしり溶け出したスープは飲まないようにとのこと。
焼肉弁当	(野菜ジュース) 肉 ご飯	ダイエット生活6日目はロケのため焼肉弁当が夕食となった。肉→ご飯の順番でしっかり分けて食べれば、食べ順爆発ダイエットでは焼肉弁当もOKだという。ちなみに、石川によると食べる前に野菜ジュースを飲むと、脂の吸収を防ぎ効果的だとしている。
キムチ 砂肝 肉野菜炒め 玄米	肉野菜炒めの野菜 キムチ 砂肝 肉野菜炒めの肉 玄米	ダイエット生活10日目はロケの夕食。まずは肉野菜炒めの肉を残し野菜だけを完食。続いて発酵物のキムチ、タンパク質の砂肝を食べ、改めて肉野菜炒めの肉を完食。最後に炭水化物の玄米を食べて終了。

【スイーツについて】

スイーツを食べたい場合は洋菓子より和菓子の方がベターであるとしている。たとえ同じカロリーでも、糖+脂肪のケーキと糖質のみの和菓子では脂肪の蓄積が全然違うのだという。前述した通り、糖質と脂質はそれぞれ大切な栄養素だが、組み合わさると体に脂肪を溜め込むタチの悪いコンビとなる。

【お酒について】

お酒を飲みたい時は、焼酎やウイスキーがおすすめだとしている。これらは糖質が低い蒸留酒なので飲んでもOKだそう。ブランデーやハイボールなんかも良いという。

【爆発の日】

体重が落ちない停滞期に入った人に、あえてドカ食いをさせるという石川オリジナルのメソッド。単なるストレス発散が目的ではなく、そこにはダイエットの効率を上げる確かな根拠があるという。人間の体内にはレプチンという代謝を促し食欲を抑制する役割のホルモンが存在し、ダイエットを続けていくとそのレプチンが徐々に減少する。実はこれこそが停滞期の原因であるという。そこであえて炭水化物のドカ食いでレプチンの分泌を活性化させ、停滞期脱出を図ろうという狙い。

「爆発の日」のルールとしては、体重×45kcalの摂取が必要となる。吉田はこの時80.2kgであったため、80.2×45kcal＝約3600kcal分を食べなければならない。これは、成人男性1日の必要摂取カロリー（約2000kcal）を大きく上回る。また、夜8時までに終わらせればどのようなスケジュールで食べてもOK。

吉田が「爆発の日」に食べたメニューと摂取カロリーは下記の通りである。吉田はダイエットを始めて以来、この日を待ちわびており、「爆発の日」が来たら絶対に口にすると心に決めた大好物をリストにして書き出していた。

メニュー	カロリー	備考
チャンピオンオススメお肉5点セット（焼肉）＆ライス	1800kcal	一軒目は恵比寿にある和牛一頭買い「焼肉チャンピオン」。この店で吉田が注文したメニューはチャンピオンオススメお肉5点セット。希少部位である上腕骨にあたるさんかく等、いずれも脂身が多い肉ばかり。また吉田は肉とともに待ちに待った白米を注文。米を単体で食べる掟が無いこの日は、念願のお肉と白米を一緒に頬張った。1ヶ月ぶりとなる肉と米のコラボレーションは吉田の食欲を掻き立てるのだった。一軒目で早くも成人男性1日の必要摂取カロリー2000kcalに程近い1800kcalを摂取した。
ダブルビッグJバーガー（ハンバーガー）	1200kcal	二軒目は三軒茶屋のハンバーガーショップ「ベーカーバウンス」。アメリカンサイズの本格的なハンバーガーが楽しめるこちらの店で吉田が注文したのは高さおよそ15cmもあるダブルビッグJバーガー。牛肉100%の肉厚のパテにダブルチーズ、ダブルベーコンと全てがダブルの迫力満点、脂たっぷりの本格ハンバーガー。
回転寿司	1300kcal	三軒目は子ども達と「回転寿司 はま寿司」へ。10皿完食し1300kcal。

[編集] トレーニング

ダイエット生活も残り1ヶ月、「爆発の日」により吉田の体質も改善されたところで、ダイエットのペースをさらに上げるべく、石川指導のもと、ジムでのトレーニングを開始。マシンによるウェイトトレーニングや有酸素運動等、学生時代以来の本格的なトレーニングで体にムチを打った。また、自宅でも石川が吉田のために作成したオリジナルのエクササイズDVDを見ながら子ども達とトレーニングを行った。

[編集] 経過

• 1日目：体重86.4kg。5人の子供にダイエット宣言。
• 7日目：体重82.6kg（-3.8kg）。
• 14日目：体重81.5kg（-4.9kg）。
• 21日目：体重80.7kg（-5.7kg）。
• 28日目：体重80.6kg（-5.8kg）。どうやら停滞期に突入した模様。
• 30日目：体重80.2kg（-6.2kg）。「爆発の日」の爆発前の体重。
• 31日目：体重80.7kg（-5.7kg）。「爆発の日」の翌日の体重。
• 33日目：体重78.5kg（-7.9kg）。「爆発の日」の3日後の体重。

[編集] 結果