くわばたりえ：版間の差分

[編集] ベリーダンスによるダイエット

2006年10月、日本テレビ系列『ミラクル☆シェイプ』の企画で、グラビアアイドルくまきりあさ美とのウエストシェイプ対決という形式で、ベリーダンスによるダイエットに1ヶ月間挑戦した。この模様は2006年11月12日（前編）及び同年11月19日（後編）の2回に渡り同番組にて放送された。

[編集] 開始時の状況

公式プロフィールのウエストサイズは65cmであったが、実際に計測してみると22cmサバ読みの87cmであることが判明した。

[編集] ベリーダンス

ベリーダンスとは、古代エジプト・中東地域が発祥のお腹や腰をめいっぱい使って踊るダンス。ベリーダンスの「ベリー」とは英語で「お腹」という意味である。この文字通り「お腹で踊る」ベリーダンスによりウエストダウンを目指すこととなった。指導するのはベリーダンサーのMAKI。世界中のショーに出演し、国内でも年間約1000人の指導にあたっている。MAKIの教え子もウエスト痩せを実感しているという。

【基本姿勢】

紙を一枚お尻にはさむ意識でお尻を締める。常に姿勢を意識し、骨盤を引き上げるように立てるのがポイント。骨盤を立てるためには腹筋や背筋をしっかり使わなければならないため、ベリーダンスを正しく踊ろうとすると自然とウエスト痩せに繋がるのだという。

【ツイスト】

腰をそらさず、お尻を突き出さず、雑巾を絞る感覚でウエストをねじるのがポイント。くわばたは自宅や仕事場等、暇を見つけてはこのツイストの動きを繰り返した。

【ショルダーシェイク】

肩甲骨を意識し肩を前に出す。この時、肩をねじらないように注意。この動きは、落ちにくい背中の脂肪や二の腕のシェイプに効果的だという。

[編集] 結果

1ヶ月のダイエットにより、ウエストサイズが公式プロフィール通りの65cmまでサイズダウンした。

[編集] コアリズムによるダイエット

2008年4月、コアリズムを中心に据えたダイエットに挑戦することを記者会見で宣言する。このダイエットの模様はTBS系列『ドリーム・プレス社』にて2008年5月30日～9月19日まで3回放送された。また、このダイエットを開始するのと同時に、オフィシャルブログ「やせる思い」を立ち上げ、ダイエットの状況を逐一記録した。

[編集] 開始時の状況

[編集] コアリズムとは？

図1 コア・フレクション

図2 コア・ローテーション

図3 ドラム

くわばたが今回のダイエットで中心に据えたメソッドはコアリズム。これはプロのラテンダンサーがウエストの部分痩せに重点を置いて考案したエクササイズ。DVDの売り上げが50万セット。コアリズムで鍛えられるのはコアマッスル（インナーマッスル）であり、体の内側にある筋肉をを鍛え、内側にある脂肪を燃やしやすいという。コアリズムにはくびれの法則と呼ばれる下記の3つの動きがあり、これらが美しいくびれを作る秘訣であるとしている。

基本の動き

【①左右の動き「コア・ラテラル」】

腹筋で腰を左右に動かすイメージで。膝を曲げることで自然と腰が左右に動く。徐々に左右の動きを大きくしていく。肋骨が膝の上に来るように立つのがポイント。慣れてきたら、手足を広げてさらに大きな動きにしていく。腹筋はカチカチの状態をキープする。

【②前後の動き「コア・フレクション」】

息を吐きながら腰を前へ動かし、息を吸いながら腰を後ろへ動かす（図1）。腰を前後に動かすと思ってやると、腰を痛める可能性があるので注意。腹筋を使って腰を前、後ろに運んでやるのが正解だという。

【③回転の動き「コア・ローテション」】

腹筋を使って腰を前後左右に突き出すイメージで、徐々に大きな円を描いていく（図2）。上手に腹筋を使っていると、脇腹あたりに効いてくるという。腰を突き出した反対側の方が下がらないように注意する。

上級編

【ドラム】

腰を前後させながら手で太鼓を叩く動き（図3）。手の動きは上下４段階。どの姿勢でも腹筋は常に力が入っている状態にする。くわばた曰く、コアリズムの中でも特にテンションが上がるパートだという。

[編集] 食生活の見直しとレコーディングダイエット

くわばたは食生活の乱れによるリバウンドの不安を抱えていた。くわばたのある1日の総摂取カロリーは2257kcalもあった。そこで、食生活の改善を行うことにした。まず、1日3食を基本に間食を控える。次に就寝3時間前までに食事は済ませる。また、食べたものを逐一メモするという岡田斗司夫考案のレコーディングダイエットを取り入れることにした。

[編集] 二の腕・ヒップ・太ももの部分痩せ

図4 二の腕のエクササイズ

図5 二の腕のストレッチ

図6 太もものエクササイズ

図7 太もものストレッチ

図8 ヒップのエクササイズ

図9 ヒップのストレッチ

1ヶ月半のコアリズムの実践により、ウエストは凄くくびれてきたが、二の腕やヒップ、太ももがなかなか痩せないと悩んでいた。ウエストが細くなった分太さが目立つようにすらなったという。そこでこれらの部分痩せに取り組むこととなり、パーソナルトレーナーの尾関紀輝の元を訪ねた。尾関は数多くのファッションモデルなど1万人の指導実績を持つ理想の体づくりのスペシャリストであるという。尾関によれば自宅でも簡単に出来る1分間のエクササイズとストレッチの組み合わせで部分痩せは可能とのこと。エクササイズをして筋肉を使うと筋肉が縮むのだが、縮めた筋肉をストレッチで伸ばすことで筋肉の運動量が上がる。それにより消費カロリーが高くなるため、脂肪を燃焼しやすくなるという。くわばたは、以降、自宅や仕事先でこの部分やせを実践した。

【二の腕の1分間エクササイズ】

テレビを見ながら出来る二の腕の部分痩せ。図1の体勢から、腕立ての要領で10回繰り返す。つま先を床につけないのがポイント。ちなみに、立ったまま壁に向かって腕立てをしても同様の効果が得られるそう。

【二の腕のストレッチ】

エクササイズの後に行う二の腕のストレッチ。壁に体の側面をつけて肘を曲げて20秒間キープ（図2）。これを左右の腕で行う。

【太ももの1分間エクササイズ】

太ももを意識しながらスクワット。よりガニ股にして、膝が90度になるまで重心を落とす（図3）のがポイント。

【太もものストレッチ】

膝を曲げずにかかとだけをイスに乗せて（図4）20秒間キープ。これだけで十分に太もものストレッチになるという。これを左右の足で行う。

【ヒップの1分間エクササイズ】

片足を高く上げて足の裏で空を押すイメージで行う（図5）。

【ヒップのストレッチ】

お尻を床から離さず20秒間キープする（図6）。

【食生活】

タンパク質は筋肉の元になり脂肪燃焼にも効果があるため積極的に摂取するようにと指導された。特に豆腐やイカなど比較的カロリーが低く高タンパクな食材はダイエットに最適であるという。

[編集] カロリーオフレシピ

【簡単ヘルシー麻婆豆腐】

麻婆豆腐に欠かせない豆腐と豚肉には豊富なタンパク質が含まれている。カロリーを抑え、調理時間がたった5分ですむ秘訣は油で炒めるのではなく全て電子レンジを使うことだそう。通常の麻婆豆腐は298kcalであるのに対し、くわばた流は115kcal節約の183kcalとなる。

材料：絹ごし豆腐（100g）、豚ひき肉（50g）、ネギ（50g）、醤油（小さじ2弱）、スープの素（少々）、お湯（大さじ2）、にんにく（少量）、ごま油小さじ（1/2）、片栗粉（小さじ1/3）、豆板醤（小さじ1/4）

1. キッチンペーパーで豆腐（56kcal）の水気を取っておく。
2. 合わせ調味料（醤油、お湯、豆板醤、ニンニク、ごま油、スープの素、片栗粉、砂糖）はあらかじめ混ぜておく。そこに豚ひき肉（74kcal）を入れしっかり混ぜ合わせる。
3. 2にラップをして電子レンジで1分間加熱する。電子レンジを使うことで少量の油でも豆腐によく絡むという。ちなみにごま油にしたことで通常より37kcalの節約となる。
4. 3に2cm角に切った豆腐とみじん切りのネギを加え軽く混ぜたらラップをして電子レンジで1分間加熱して出来上がり。

[編集] 経過

[編集] 結果

[編集] ヤーナリズムによる産後ダイエット

2011年2月1日（長男出産3ヶ月後）より、産後太り解消のためヤーナリズムによるダイエットを宣言する。

[編集] 開始時の状況

• 妊娠中はとんでもなく太った。担当の産婦人科医には合計8kgまでしか太ってはいけないと言われていたが、最終的には18.5kgも体重が増えた。原因は運動不足と食べ過ぎ。妊娠前はずっとコアリズムをやっていたが、腰をぐるぐる回すエクササイズは妊娠中はやめておいた。医師からは少しの運動は許可されていたものの、妊娠中の体調を心配し全く運動しなかった。また、妊婦＝太っても良いという甘い考えを持っており、つわりが終わってからは食欲が増し、さらに里帰り出産のため、母親がたくさん食べ物を用意してくれたため、食べ過ぎが加速したという。
• 2010年10月末に男児を出産。妊娠して太った分は出産が終わったら痩せると思っていたが、18.5kg増えたうちの7kg落ちただけだった。お腹だけじゃなく脚や腕など全体的に太ってしまい、「人生で一番とんでもない体型」になってしまった。
• ダイエット開始日は2011年2月1日。この日から2ヶ月後に仕事に復帰するため、それに合わせてダイエットを決意した。

[編集] ヤーナリズム

図10 バード・ラン

図11 ヒップ・バウンス

コアリズムをさらに改良したエクササイズ。くわばたは最初コアリズムをやろうと思っていた。コアリズムは既に体験済みで成果も出た方法なのでやる気満々であったが、マネージャーよりヤーナリズムの存在を知らされる。コアリズムは、時間が長い、動きが難しい等の理由で続かないという声が多く寄せられており、その点を改善したエクササイズDVDとして完成したのがヤーナリズムだという。また、コアリズムは1レッスンが40分なのに対し、ヤーナリズムは1レッスン10分という手軽さも特徴となっている。くわばたはヤーナリズムが10分刻みであったため、その都度達成感があり続けられたという。
また、産後2ヶ月目に無理して腹筋運動をして腰を痛めるのが気になっており、コアリズムは激しすぎるかもしれないという心配もあった。ヤーナリズムも様子を見つつ、腰が痛くなったらやめるつもりでいたそう。

[編集] 基本編

コアリズムとも共通する基本の動き。腹筋を意識して腰を動かすことがポイントになる。

【コア・ラテラル】

左右に腰を振るという基本の動き。1度ついたら落ちにくい脇腹の脂肪を燃焼させるとしている。ただ腰を振るのではなく、腹筋で腰を左右に引き上げるイメージで行う。脇腹、ウエスト、太ももを最大限に使って腰を動かす。腹筋の使い方が分からない人は、お腹を触りながら行うと良い。どこの筋肉を使っているかわかりやすくなるため。

【コア・フレクション】

前後に腰を振るという基本の動き。ウエストの正面、下腹部、背中を引き締め、ぽっこりお腹の解消を狙う。やり方は、足を肩幅に広げて立ち、膝を少し曲げて上半身を固定する。腹筋を使って腰を前後に動かす。これにより、平で美しいウエストが手に入るとしている。骨盤の持ち上げは下腹部の引き締めにも有効だという。

【コア・ローテーション】

腰を回転させる基本の動き。ウエスト全体とヒップを引き締める効果を狙うもの。コア・ラテラルとコア・フレクションを繋げた動きである。肩幅よりやや広めに足を開いて、お腹に意識を集中させて、腰を前→横→後ろ→横の順番にお腹を縮めたまま回転させる。腰を横に出すときは、反対側の肩が上がらないように気をつける。

[編集] 食生活の改善

産後からヤーナリズムをはじめる前までは、母乳を出しているためお腹がすくこともあり、かなり食べ過ぎていた。ヤーナリズムを開始して3週間目となる2月末より、栄養士・三城円に相談して、食生活の改善を図った。母乳に影響が出ないように、カロリーは抑えても栄養はちゃんと摂取して健康的に痩せることを目指した。

【1日1500kcalを3～5食に分けて摂取】

1日1500kcalを目安に3食（+間食）に分けて摂取する。毎食、主食（炭水化物）・主菜（タンパク質）・副菜（野菜やきのこ、海藻）・乳製品・果物を取るように献立を作った。1食で全ての栄養素を取りきれない場合は乳製品や果物を間食に回すようにした。1回の食事量を減らすことで、胃への負担を軽減する効果があるという。

【サプリメント】

ダイエットサプリ等に頼ることは良くないとくわばたは主張する。よく飲むだけで痩せるという触れ込みのサプリメントがあるが、くわばたはそれで痩せた試しがない。飲んだだけで安心してしまい、逆に普段よりも食事量が増えてしまうとのこと。

【バナナアイス】

おやつ代わりにバナナを凍らせたものを食べていた。これは、実家くわばた家の定番おやつだったそうで、ダイエットにも良いし、おやつ代の節約にもなる。また、ゼリーやヨーグルトを凍らせて、シャーベット感覚で食べることもあった。そのままだとパクパク食べてしまうが、凍らせることにより、1度に少しずつしか食べられないため、3～4日に分けて食べるそう。

[編集] 結果

• 2カ月で体重9.3kgの減量に成功。ウェストも15.7cm減った。