チョン・ダヨン：版間の差分

2013年7月21日 (日) 23:35時点における版

チョン・ダヨン（정다연、Jung dayeon、1966年11月27日 - ）はモムチャンダイエット、フィギュアロビクスの考案者。「韓国カリスマ・ダイエット主婦」の肩書きを持つ。愛称は「モムチャンおばさん」。

人物・ダイエット歴

• ダイエットを決意したのは33歳の時。子供を授かり幸せな日々を送っていたが、唯一の悩みは産後20kg太ったこと。当時は68kg～70kgをいったりきたりしていた。そんな中で10分も立っていられない程の腰痛に襲われ、医者に行ってみると太りすぎによる急性腰痛と診断される。医者に体重を減らすように言われ、ダイエットをすることにした。
• ダイエットを始めたばかりの頃は、現在のような知識もなかったため、試行錯誤の繰り返しだった。食べなければ痩せると思い込み、無理な食事制限をしては反動でドカ食いしてリバンドというパターンを経験した。また、エクササイズを続けることが大事だと分かってからは、真面目な性格が災いし、やりすぎてしまったこともあった。
• 試行錯誤していく中で、独自のダイエット理論を築き上げ、20kg以上のダイエットに成功する。
• 2003年、自身のダイエット経験を元にしたコラムをインターネット新聞で公開した。新聞社では当初、平凡な内容に過ぎないと評価されたが、本人の写真が届くと大騒ぎになり、韓国で話題となった。このコラム内で「最高の体」を意味する「モムチャン」という造語を誕生させた。
• ダイエットに成功してからは、10年間リバウンド無し。むしろ年々綺麗になって若返っていると言われる。15年前の自分より若く見られるとのこと。
• 韓国SBSテレビのダイエット番組でトレーナーとしてダイエット指導にあたる。フィギュアロビクスを中心に据えた独自のダイエットメソッドにより、125kgと105kgの女性出演者を50kgずつ減量させることに成功する。

モムチャンダイエット

チョンが提唱するダイエット・メソッド。「モムチャン」とは韓国語で「健康で美しい体」「鍛えられた美しい体」という意味（モム＝体、チャン＝1番）を持つ造語。チョンが考案したエクササイズ「フィギュアロビクス」や独自の食事法から成り、女性らしいカーヴィーなボディを手に入れることを目指す。

団体/施設

ボムナルフィットネス

2004年よりチョンが主催するフィットネスジム。2010年時点で、直接言葉を交わして指導した女性は1000人を超える。また、インターネットの掲示板を利用した指導も行っておりそれを含めるとさらに膨大な数になる^[1]。

JETA

JETAとは「Jung dayeon's Exercise Trainer Association」の略称であり、チョン・ダヨンが代表を務めるフィギュアロビクスの普及とトレーナー養成目的の機関。2010年には、JETAの認可を受け、JETAjapanが発足し、活動を開始。JETAトレーナー養成講座を実施し、2010年4月には、JETA公認トレーナー第1期生が誕生した。

ダイエット関連の著作

• 『韓流モムチャン・ダイエット―9週間エクササイズ』芸文社、2005年4月、ISBN 978-4874657614
• 『チョン ダヨン FIGURE ROBICS』Jung Dayeon
• 『モムチャンダイエット・プレミアム』扶桑社、2010年6月20日、ISBN 978-4594061944
• 『モムチャンダイエット レシピBOOK』扶桑社、2011年12月28日、ISBN 978-4594065287
• 『ダイエットアンアン　チョン・ダヨンのモムチャン　ダンスダイエット【DVD付き】 (マガジンハウスムック)』マガジンハウス、2012年3月16日、ISBN 978-4838787234
• 『モムチャンＳダンスダイエット (GAKKEN HIT MOOK)』学研パブリッシング、2012年5月8日、ISBN 978-4056066326
• 『モムチャン・バンド・ダイエット (実用百科)』実業之日本社、2012年12月17日、ISBN 978-4408632933
• 『モムチャン式 10年後もキレイな女でいる方法 (王様文庫)』三笠書房、2013年6月28日、ISBN 978-4837966821

脚注

1. ↑ 『モムチャンダイエット プレミアム』扶桑社より。