中居正広の金曜日のスマたちへ：版間の差分

2013年4月18日 (木) 16:10時点における版

『中居正広の金曜日のスマたちへ』（なかいまさひろのきんようびのスマたちへ）は、TBS系列で放送しているバラエティ番組である。通称は『金スマ』。女性をターゲットにした内容が多く、ダイエット企画も豊富である。ここでは、同番組のダイエット関連企画について扱う。

ロングブレスダイエット3（2012年8月3日）

2012年8月3日放送の企画「気になる男」においてロングブレスダイエット考案者の俳優・美木良介の特集。呼吸法を変えるだけでみるみる痩せていくという美木考案のこのダイエット方法は、ロンドン五輪銀メダリストの重量挙げ三宅宏実選手も実践し減量に成功したことでも話題になったという。

ロングブレスのこれまでの成果

ロングブレスダイエットに関しては、これまで金スマでは２度に渡り放送しており、これが3回目となる。これまで番組では8人がこのダイエット法に挑戦し、全員の合計で-147.8kgの減量に成功。

書籍

本の売上も急上昇し、ランキングの上位をロングブレスが独占。シリーズ累計130万部を突破。 Amazon調べ(2012/7/20～7/21)

美木良介がロングブレスを考案するまで

1957年、兵庫県姫路市に生まれた美木は野球が大好きな少年で小学生の頃には日本代表に選ばれるほど一気に上達。高校の頃は、その実力が認められ岡山へ野球留学し二度の甲子園出場を果たす。その後野球推薦で法政大学に入り、プロ野球選手を目指す。しかし、肘の故障でプロ野球への夢を断念することになる。そんな中、知人の紹介でレコード会社のオーディションに合格。その後、役者の世界へ進出。芸能界に入って美木が考えたことは「芸能界で最も引き締まった体を作る」ということだった。そう決意した30歳の頃、本格的にジムでトレーニングをすることに。そこでバーベルを持ち上げたとき、腰を痛めてしまい、以来、坐骨神経痛を患ってしまう。くるぶしから脚の付け根までのしびれが消えたことはなかったという。このままだと役者云々よりもどうやって生きていけば良いのかとうくらい酷くなったそう。腰が痛くて車にも乗ることができず、映画館に行っても10分と座っていられない。痛みは腰だけにとどまらず、歯を磨いていると首が動かなくなってしまうことも。次第に美木は引きこもりのような生活を送ることになっていった。 なんとかこの状況を抜け出したいと、病院はもちろん、整体やカイロプラクティック、気功に通うなど、様々な方法を試したが何の解決にもならなかった。そんな中、ある病院の先生に、「呼吸法を使ったリハビリ」というものを紹介される。美木は藁にもすがる思いで呼吸法について調べ始めた。医療法だけでなくスポーツや武道にまで幅を広げ調べてみて分かったことは、体の芯の中心部分「丹田」が重要ということであった。「丹田」とはへその下にあり、体の気力が集まると言われている場所。その後美木は丹田を意識しつつ自己流で呼吸法を試し続けた。すると、30歳の時から22年間苦しんだ腰痛が、呼吸法を取り入れた美木独自のエクササイズで消えて無くなった。その後、さらに効果的な方法を試した結果、気づけば2ヶ月で13.5kgも体重が減り、強く筋肉質な身体が出来上がっていったという。これがロングブレスの原点だったそう。

健康法としてのロングブレス

ロングブレスは実は、立つこともできない程腰痛に苦しんだ美木が生み出した「健康法」だった。確かに、ロングブレスを行った人たちには、痩せるだけでなく、次々と体調に変化が表れてきた。

【升田アナの場合】

升田アナは高血圧に悩まされていたが、ロングブレス生活後、血圧が正常な範囲になった。さらに髪も増えたという。

【金スマ担当ディレクター杉井雄哉(32歳)】

このロングブレスで痩せるだけでなく命を救われた男がいた。この企画の担当ディレクター杉井雄哉である。彼にはどうしても痩せなければならない命に関わる深刻な問題があった。

ロングブレスダイエット4（2013年1月11日）

詳細は森公美子を参照

2013年1月11日放送の「金スマ新春2時間スペシャル」において森公美子がロングブレスダイエットによる公開ダイエットを行った。2012年8月よりダイエット開始し痩せるまでの模様を追った。ロングブレスを教えるのは考案者の美木良介。

美しすぎる金スマダム（2013年2月22日）

「40歳以上限定、驚異の美貌を保つマダム」が大集合し、その美の秘訣を語った。

前田文香さん(40歳)のスレンダーボディの秘訣

40歳にして体脂肪率16%の前田文香さん登場。スレンダーボディの秘訣を語ってくれた。

スレンダーボディの秘訣① - ブリッジ

立ったまま身体を反って、後ろに手をつくブリッジをして、ブリッジした状態から身体を戻す。前田さんは、これができなくなったら気をつけなければいけないというバロメータとしているという。

スレンダーボディの秘訣② - 山登り

前田さんは37歳までは、水中モデルの仕事をしていたため水泳で体を引き締めていた。だが水泳をやめ40歳になった今でも体脂肪率は16%を維持しているという。40代女性の平均体脂肪率は約27%と言われており、いかに彼女の体が細く引き締まっているかが分かる。では、どんな方法で彼女はこのスレンダーボディをキープしているのか？その方法とは、3年以上続けてきた山登りだという。ほぼ毎日2時間、愛犬と山登りに出かけているそう。アスファルトの上よりも、足元の悪い山道を歩く方が全身の筋肉を使うので、散歩や水泳(平泳ぎ)より消費カロリーが高く、全身のシェイプアップに最適としている。さらに、腰を回しながら山登りすることもあり、これによりウエストの引き締め効果が得られるそう。

【山登りをするときに飲んでいる自家製のスポーツドリンク】

山登り中の休憩時間にも運動効果を高める工夫として、自家製のスポーツドリンクを持参しているという。脂肪燃焼効果のあるほうれん草と豆乳、コレステロール低下に効果のあるりんご、疲労回復に効くとされるはちみつの4つの食材を混ぜた特性ミックスジュースとなっている。このジュースを飲み、山登りの運動効果をさらにアップしているという。

越野矢素子さん(43歳)のメリハリのある身体をキープする秘訣

今回最高齢の43歳にしてメリハリのあるボディラインを維持し続ける越野さんが、その秘訣を語ってくれた。

越野さん考案「猫ヨガ」

40代とは思えないキュッと上がったお尻、引き締まったウエスト、垂れていない形の良いバスト、そんなメリハリのある体をキープする秘訣は1日たったの5分で誰でもできる「猫ヨガ」と呼ばれるエクササイズだという。 バストアップ、ウエストシェイプ、ヒップアップに大きな効果があるという。

1. 両膝の間隔を拳2つ分あけ、腕を伸ばして四つん這いになる。この時、腕と太ももが床と垂直になるように。
2. お腹をへこませながら息を吸い、ゆっくりと背中を丸める。同時に頭を両腕の中へ。
3. これ以上お腹を凹ませられなくなったら、そのまま9秒間息を止める。これにより、ウエストの引き締め効果があるという。
4. お腹を凹ませたまま、「にゃー」と息を吐き、両腕を前に伸ばしアゴを床につける。大きく声を出すことでインナーマッスルが温まり、脂肪燃焼効果がアップするという。この時、お尻は高く突き上げ太ももは床と垂直の状態を保つ。
5. 息を吐ききったら、この姿勢で息を止め9秒間キープ。こうすることでお尻を引き締めヒップアップ効果があるという。

これを繰り返し行うと、背骨のゆがみが解消され、姿勢が良くなるため胸の形も美しくなるという。

小林美香子さん(40歳)のくびれの秘訣

人呼んで「くびれの女王」。2児の母にして、まるで内蔵がないかのようなそのウエストは55cm。2人目のお子さんを産んだ時に、産後太りがあったが、そこから立ち直って手に入れたくびれの秘訣を公開してくれた。

麺棒エクササイズ

出産前48kgだった体重は58kgまで増加。しかし、100円ショップで買える麺棒を使うことで、45kgまで落ち、ウエストは-10cmとなり、まるで内蔵が無いかのような驚異のくびれをたった1年で作り上げた。毎日１回、1年間続けることでマイナス10cmのウエストシェイプに成功した麺棒エクササイズを紹介。

【前段階】

まず、オリーブオイルを腰周りに塗る。これにより麺棒を滑りやすくし、肌の保湿効果も得られるという。オリーブオイルは世界三大美人の1人クレオパトラも美容液として愛用していた言われる。

【ステップ①】

おへその横あたりをほぐしていく。まず、骨盤の内側を麺棒の先で10回ほぐす。リンパの流れを整え、老廃物を流しやすくする効果があるという。

(「※婦人科系の疾患または大腸疾患をお持ちの方、その可能性のある方は注意してお試し下さい」とのテロップあり)

【ステップ②】

へその下からみぞおちにかけて麺棒の腹で10回ほぐす。腸の働きを活発にさせることで、代謝がアップし痩せやすい体になるという。この時に、脇腹も一緒にほぐすと効果がアップするそう。

【ステップ③】

麺棒の先で握り拳を作り、骨盤と肋骨の間を左右5回ずつほぐす。静脈の血流が良くなり、お腹のむくみがとれやすくなるのだとか。

冷え性も改善できたし、便秘も良くなったと小林さんは話す。

門馬礼子さん(40歳)のパーフェクトボディの秘訣

国民的美魔女コンテストグランプリ、金スマダム過去最高4人のお子様のママにして引き締まった究極のパーフェクトボディを持つとされる門馬礼子さんが、その美の秘訣を語ってくれた。

究極のながらエクササイズ

20代は勿論、40代以上の主婦の方でも簡単に真似できる時間を無駄にしないテクニック。

【ながらエクササイズ① - 歩く時は大股で早足】

門馬さんは普段運動する時間がないので、歩くのも早足で大股だという。歩幅を広くし早足で歩くことで、太ももや足首の運動量が増え、脚全体が引き締まるそう。

【ながらエクササイズ② - ダンベル代わりに子どもを抱っこ】

子どもを連れての買い物は主婦にとっては日常茶飯事。普通は荷物があるとカートを使ったり、子供がいるとベビーカーを使うのが当たり前だが、しかし門馬さんはそれらを使わないという。子どもを抱っこし荷物を持つことで、二の腕を引き締めているそう。ちなみに、抱っこしている息子さんの体重は13kg、その日の買い物かごは10kg、合計23kg。買い物にかかった15分の間、両腕に10kg以上のダンベルを持っているのと同じ運動量になるという。

【ながらエクササイズ③ - 座っている時は常に姿勢良く】

良い姿勢を保つことにより、お腹に力が入り背筋も伸び上半身が引き締められるという。自身が経営するネイルサロンでの仕事中をはじめ、車を運転する時でも背もたれに寄りかからずピンと背筋を伸ばすようにしているそう。

【ながらエクササイズ④ - 立っている時はかかとを上げる】

かかとを上げまっすぐ立つことにより、ふくらはぎやお尻の引き締め効果があるという。家事の最中もこれを意識しつつ、時にはお手伝いをしてくれる子どもを抱えながら片足を上げてのつま先立ちをすることもあるそう。

お笑い芸人・大久保佳代子(41歳)の美の秘訣

詳細は「大久保佳代子」を参照

自称「美しさのピークを迎えている」お笑い芸人の大久保佳代子が、その美しさの秘訣を語った。

美木家秘伝のダイエットレシピ

詳細は「ロングブレスダイエット」を参照

ロングブレスダイエットは食事制限は必要ないとされているが、併用することでより効果の上がる食事法は存在するという。その食事法の秘訣は美木良介の奥様の手料理にあるという。そこで美木家秘伝のレシピが紹介された。