優木まおみ
優木 まおみ(ゆうき まおみ、1980年3月2日 - )は、日本のダイエット経験者、マルチタレントである。
目次 |
人物・ダイエット歴
- 2009年6月23日、自身がナビゲーターを務める形で宮田トオル著の『優木まおみがチャレンジ! 1日1分!肌をもむだけ プチ筋ダイエット』を出版。DVDでは優木が実際にエクササイズ等を実践して見せている。
- 2011年4月22日、自身のダイエット法や美容法、生活スタイル等をまとめた著書『マオミノカラダ』を出版。
- 30代になる直前から生活を改善し、本格的にトレーニングしたと話す。そして、30代になった今が、優木まおみ史上No.1の体である[1]としている。
- 「Lilicoco(リリココ)ホットマッサージジェル」というリンパマッサージ用のジェルをプロデュース。
ダイエット法
プチ筋ダイエット
宮田トオル考案のダイエット法。痩せたい部分の肌の表面を動かす「肌もみ」と「エクササイズ」により、綺麗でバランスの良い体を作るためのダイエット法としている。2009年出版の宮田の著書内で優木がナビゲーターとして挑戦した。
この「肌もみ」とは、別名「スキンコントラクション」といい、宮田が開発した方法だという。肌を触って動かすことで、ゆがみを取り、体全体のバランスを調整し、代謝の良い体を作ることができるとしている。この「肌もみ」に、基本的なエクササイズを合わせることで、代謝の良い太りにくい体質を作ることが出来るとしている。1回30秒×2セットを基本とし、朝起きた時と、夜寝る前に行うのが効果的であるという。これによりダイエット効果は勿論、便秘解消や美肌にも効果があるとしている。
また、プチ筋ダイエットでは食事制限は必要ないとしている。極端な食事制限は摂食障害にもつながるとし危険視している。但し、高カロリーな食品の摂取は控えめにし、魚や野菜中心の食生活を心がけることは推奨している。
ストレッチ&エクササイズ
- 【目覚めのエクササイズ】
- 朝起きたら体を目覚めさせるため、ゆるめのエクササイズを行っているという[2]。具体的な方法は下記の通り。
- 手のひらを外側に向けてバンザイの形で伸びをする。この時手のひらは合わせる。さらにこの体勢から左右に体を倒して脇腹のストレッチ。
- 骨盤の高さを調整する体操。腕を背中側にまわして組む。右側が外側にくるように組み、その後逆に組む。さらにこの体勢から、つま先を上に向けた状態で片足をまっすぐ前に出す。この状態で片足立ちのまま10秒キープ。左右の足でやる。
- くびれを作るためのツイストダンス。両手は肘を曲げて右側に振り、右足は膝を曲げて内側に。これを左右交互やる。アップテンポの曲に乗ってやると楽しいという。
- 血行を促進するゴキブリ体操。床に仰向けになり、手足を浮かせ、手足を脱力してぶらぶらする。
- 四つん這いになり脚をクロスさせて床から浮かせ、腕立て伏せ10回。通常の腕立て伏せより負荷が軽いので苦手な人も実践可能。膝を傷めないようにクッションなどを敷いてやると良いという。
- 太ももをシェイプするエクササイズ。内ももは普段の生活ではなかなか引き締めづらいとし、こまめに動かすことを推奨している。体の側面を床につけて寝た状態で両手を床に付け、上半身を少し起こし、上の足を下の足にかける。この状態で下の足を上下に動かす。ゆっくり行う程効果が大きいという。
- 【”ながら”エクササイズ】
- エクササイズは続けることが一番大事であるとし、運動を義務感として捉えるのではなく、思い出した時に簡単にできるエクササイズを仕事の合間や家でのくつろぎタイムに実行することを推奨している[3]。
- 【その他】
- 生理が終わった後は1ヶ月で一番痩せやすい時期であるとし、ちょっとハードめな運動を推奨している。気持ちもポジティブになっている時期なので色々なことにチャレンジするのもいい時期であるという。
カーヴィーダンス
樫木裕実が考案した女性らしい曲線美を作るためのエクササイズ。約3年程(2012年5月時点)、週3回樫木の元に通いっており、「優木まおみ史上No1のボディ」をキープ出来ているのは樫木のお陰だという[6]。カーヴィーダンスの詳細については「カーヴィーダンス」を参照のこと。
食事法
美しいボディを作るには、栄養バランスが良い食事が大切であるとしている。また年齢を重ねるごとに、食べたものが脂肪として残るようになってきたという実感もあるという。そのため、肉や魚等のタンパク質や野菜は積極的に摂取し、炭水化物や糖質等は控えめの摂取を心がけているという[7]。
- 【生理前の食事】
- 生理前は太りやすく、頑張りすぎても結果は出にくい時期なので、エクササイズは控えめにし、バランスを保つため、下記の栄養成分や食材・食品の摂取を推奨している[8]。
- 大豆イソフラボン - 女性ホルモンにも似ていて精神安定効果のある。
- ビタミンB6×トリプトファン - レバーやかつお・マグロなどに多く含まれていて、イライラを抑える。
- カルシウム - 牛乳やひじきなどに含まれ、ホルモンバランスを整える。
- ビタミンE - ナッツ、うなぎ、かぼちゃなどに含まれる。
- 野菜類 - ビタミン豊富。
- ドライフルーツやフリーズベジタブル - 栄養素がたっぷり入ったおやつで、満足感が高く体にも良いのでオススメとしている。
- 【生理中の食事】
- 貧血になりやすい時期なので鉄分とミネラルの摂取を推奨している。この時期に足りなくなる栄養素は下記の通りとしている。[8]
- ビタミンB6 - いわし、鶏ささみなどに多く含まれる。
- カリウム - 昆布、トマト、アボカドなどに多く含まれる。
- カルシウム - 干し海老、ゴマ、煮干などに多く含まれる。
- 鉄 - 下記、ほうれん草、あさりなどに多く含まれる。
- マグネシウム - 貝類、カキなどに多く含まれる。優木は特に生牡蠣が大好きなので、生理中はオイスターバーにいって食べまくってるとのこと。
- 【排卵期直前の食事】
- 体の不調が起き始める直前だからこそ、体に良いものの摂取を心がけるようにとのこと。
- 緑黄色野菜など色の強い野菜を積極的に摂取する。抗酸化作用があり、老化防止にも効果的だとしている。
- オリーブオイル・グレープシードオイル等を用いた料理を食べる。良質の油は、ホルモン分泌促進等、女性らしい体を作るのに大切だとしている。
ダイエット関連の著作
- 『優木まおみがチャレンジ! 1日1分!肌をもむだけ プチ筋ダイエット』フォレスト出版、2009年6月23日、ISBN 978-4894513525
- 『マオミノカラダ』(講談社MOOK)、講談社、2011年4月22日、ISBN 978-4062168601