ビビる大木

このページは「ビビる大木」のダイエットに関する情報を扱います。

ビビる大木
生年月日	1974年9月29日（38歳）
身長	176cm
体重	78.8kg
BMI	25.2（肥満度1）
体脂肪率	21.9%
分類	ダイエット経験者
実践したダイエット	食べ順爆発ダイエット 他

ビビる 大木（ビビる おおき、1974年9月29日 - ）は、ダイエット経験者。日本のお笑いタレント。

人物・ダイエット歴

• 2012年11月6日放送の『もてもてナインティナイン』の企画において、石川英明考案の「食べ順爆発ダイエット」に挑む鳩山太郎のダイエット企画に、付き添いで大木も参加し、13.8kgの減量に成功した（92.6kg→78.8kg）。【↓詳細】

公開ダイエット企画

食べ順爆発ダイエット

公開ダイエット
ダイエット法	食べ順爆発ダイエット
指導者	石川英明
ダイエット期間	2ヶ月
放送番組名	もてもてナインティナイン （TBS系列）
放送日	2012年11月6日
結果
体重	92.6kg → 78.8kg（-13.8kg）
体脂肪率	25.1% → 21.9%（-3.2%）
ウエスト	97cm → 75cm（-22cm）

2012年11月6日放送の『もてもてナインティナイン』の企画において、石川英明考案の「食べ順爆発ダイエット」に挑戦した。これは、鳩山太郎のダイエット企画に、大木も付き添いという形でダイエットに参加するとこととなった。

開始時の状況

年齢	38歳
身長	176cm
体重	92.6kg
体脂肪率	25.1％

食べ順爆発ダイエットとは？（番組内での説明）

フィットレストレーナーの石川英明考案のダイエット法。石川は元プロサッカー選手の中山雅史やプロ野球選手の三浦大輔のトレーナーも務めているとのこと。 内容としては、食べる順番さえ守れば、3食食べてもOK、炭水化物も食べてOK、カロリー計算をしなくてもOKというもの。また体重が落ちづらくなったときは、逆にあえて食べまくるという（爆発の日）。今回のダイエットでは、食事の全てを画像付きで石川に送信することを義務付けられた。石川によると、食べたものを人に申告する事は、自分の食生活をしっかりと認識し、ダイエットに対して責任感が生まれるため効果的だとのこと。

【食べる順番】

正しい順番で一品ずつ完食する。食べる量は気にしなくてもOKとしている。肉に含まれる脂質と米に含まれる糖は、それぞれ体に無くてはならない栄養素だが、一緒に摂取すると体に脂肪を溜め込むタチの悪い組み合わせだという。一品ずつ正しい順番で食べることにより、これらの栄養素を同時に摂取することを避けられるため、脂質と糖の吸収を抑え、同じ量を食べても太らないという。

大木のダイエット期間中に食べたメニューを例に、食べる順番とポイントを下記に示す。

メニュー	食べる順番	ポイント
ステーキ ご飯 みそ汁 サラダ	サラダ みそ汁 ステーキ ご飯	まず最初に食べるのは、太る原因である脂質や糖の吸収を防ぐ下敷き替わりのサラダ。次に、お腹を膨らませる役割を持つ汁物のみそ汁。3品目は筋肉の素となる肉。最後に体のエネルギーとなる米を食べる。ここで大切なのは、正しい順番で一品ずつ完食するということだとしている。
ヨーグルト 目玉焼き ご飯 みそ汁	ヨーグルト みそ汁 目玉焼き ご飯	最初に食べるのは、食後のデザートとして食べるのが一般的なヨーグルト。ヨーグルトには消化を助ける酵素が多く含まれており、これを最初に食べることで、お腹に残っている前の晩に食べたものを消化してくれるという。ちなみに、ヨーグルトの他に酵素を多く含む食べ物は、キウイ、パイナップルなどのフルーツ。これらもデザートのイメージが強いが、最初に食べるのが食べ順ダイエットの特徴。
海鮮丼	具 ご飯	海鮮丼の場合は、まず上に乗っている刺身を全て食べきってからご飯を食べる。食べる順番ダイエットではたとえ丼物でも具と米を分けて順番に完食するのがポイント。
焼肉	キムチ ひれ肉、ハラミ カルビ ご飯	ダイエットの大敵と思われがちな焼肉だが、食べる順番を守れば食べてもOKとしている。まず最初にキムチを食べることで、肉の脂を効率的に燃焼し脂肪の付きづらい身体になるという。続いては、ヒレ肉、ハラミなどの脂の少ない部位。これらの肉はたくさん食べても大丈夫とのこと。そしてある程度お腹が膨れてから食べるのが好ましいのはカルビなど脂の多い部位。ご飯がどうしても食べたい場合は、肉をすべて食べ終えてから。

【食べてはいけないもの】

カレーはルーとご飯に分けても、「正しい順番」で「一品ずつ完食」したことにはならないため、食べ順ダイエットにおいてはNGとされている。日本で食べられているカレーの多くは、ルーに油と小麦粉が使用されており、「脂質」と「糖」の組み合わせがルーの中で既に結成済みのため、これらの栄養素を分けて食べるのが必須の食べ順ダイエットにおいては、不向きなのである。チャーハンやピラフ等の米を油で炒める食べ物も同様の理由でNGとなる。

【爆発の日】

「痩せられない時ほど食べる」という逆転の発想で、大木のダイエットスランプを救ったのが「爆発の日」だという。ダイエット開始から1ヶ月が経った頃、思うように体重が落なくなった大木に石川から爆発の日に入るよう指示が入った。「爆発の日」とは、ダイエット停滞期に陥った人にあえて「ドカ食い」をさせるという石川独自のメソッドとなっている。単なるストレス発散が目的ではなく、ダイエットの効率を上げるための確かな根拠が伴ったメソッドだという。大木の体重が減らなくなった原因は、ダイエット生活を続けるなかで炭水化物の摂取量が減少していたことにあるとした。そもそも炭水化物とは体脂肪の燃焼を活性化させる大事なエネルギー源であり、炭水化物が不足すると脂肪を燃やす「薪」が無い状態と同じなのだという。そこで、炭水化物をあえて大量摂取することにより、脂肪を燃焼しやすい体質に変化させ、ダイエット停滞期を脱出しようというのが爆発の日の目的となる。

爆発の日のルールとしては、体重×45kcalの摂取が必要となる。大木はこの時86.7kgであったため、86.7×45kcal＝約4000kcal分を食べなければならない。これは、成人男性1日の必要摂取カロリー（約2000kcal）の2倍である。

但し、石川によると、「爆発の日」は体脂肪率が25％以下の人にしか効果がないとのこと。大木は、この時体脂肪率が24％であったためこの条件をクリアしていた。大木が「爆発の日」に食べたメニューと摂取カロリーは下記の通りである。

メニュー	カロリー	備考
ピッコラ・ターヴォラ（ピザ）	1200kcal	1軒目、イタリアンレストラン「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」。この店自慢のピザである「ピッコラ・ターヴォラ」をオーダー。炭水化物のピザ生地の上に脂質たっぷりのチーズを乗せたピザのカロリーは1200kcal。大木は不安を感じながらもあっという間に完食した。
カルボナーラ	800kcal	「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」での2品目で、この店の人気メニューの絶品カルボナーラ。クリームソースと炭水化物の代表パスタが絡み合うこちらの料理は800kcal。大木はこんなに食べて痩せるはずがないと疑いながらもペロリと完食。この時点で成人男性1日の必要摂取カロリーに達した。
小龍包+五目炒飯	1200kcal	2軒目は、台湾料理「京鼎樓 恵比寿本店」。爆発の日の3品目はこの店自慢の小龍包。炭水化物の皮から肉と脂のスープが溢れ出す絶品料理。これを完食。さらに大木は目標の4000kcalに近づくべく、たっぷりの油で炭水化物の王様ご飯を炒め上げた五目炒飯を注文。先生が言うんだから仕方ないと大好物の五目炒飯を完食。
カレーライス	1000kcal	移動中の車内で、これで太ったら石川のせいだと完全に開き直った大木が注文したのがダイエット生活中、石川に食べることを禁止されていた大好物のカレーライス。1ヶ月ぶりのカレーをここぞとばかりにかきこんだ。これで目標の4000kcalを上回る4200kcalを摂取。
チョコバナナパンケーキ（3枚）	600kcal	既に目標の4000kcalをクリアしていたのだが、ブレーキが効かなくなった大木は食後のデザートとして六本木ヒルズのパンケーキ専門店「モロコバー」のチョコバナナパンケーキを食べる。パンケーキが3枚に大量の生クリームとチョコレートソースがトッピングされ、この一品で600kcal。もはやダイエットなのか大食いなのか分からなくなった大木はこれも見事完食。

以上、大木の「爆発の日」の総摂取カロリーは4800kcalとなり、これは石川が大木に課した目標である4000kcalを大きく上回る。その翌日、大木は恐る恐る体重計に乗ってみると「爆発の日」には86.7kgであった体重が、1.7kg増量の87.9kgとなっていた。しかしその2日後（「爆発の日」の3日後）には、体重は84.8kgとなり、「爆発の日」より-1.9kg落ちていた。

あれだけ食べたのに体重が減った理由としては、スポーツ医学に基づいた石川の理論があるのだという。前述したように炭水化物は体内に取り込まれた脂肪を燃焼させる「薪」のような役割を果たすのだが、突然大量の炭水化物を摂取すると、体内では言わば「薪」がどんどん火にくべられている状態になり、「脂肪燃焼工場」はフル稼働し、外からかなりの脂肪を摂取しても燃焼しきれる体勢になるという。しかし、「爆発の日」はたった1日であるため、翌日から燃やすべき脂肪が入ってこなくなると、慌てた「脂肪燃焼工場」は、体内に蓄積された脂肪を燃やし始めるようになるのだとか。その結果、体内にある脂肪の燃焼率が高い状態＝代謝が良い体質へと生まれ変わり、さらなるダイエット効果が期待出来るのだという。こうして大木は食べまくることによりダイエット停滞期から脱出した。

筋力トレーニング

ダイエット企画も後半に差し掛かった頃、大木は体内の脂肪をより燃えやすくする筋肉をつけるため、石川の元で週3回のトレーニングを開始した。食べ順爆発ダイエットの考案者の石川は、数多くの一流アスリートから信頼を集める凄腕トレーナーでもあるという。そんな石川の指導は、普段の柔らかいオネエ口調からは想像もつかないほど厳しいものであった。

経過

• 1週間後：体重88.9kg（-3.7kg）。
• 1ヶ月後：体重85.9kg（-6.7kg）。
• 36日目：ダイエット停滞期に入り、石川からそろそろ「爆発の日」に入るようにと指示される。
• 38日目：86.7kg（-5.9kg）爆発の日。
• 39日目：体重87.9kg（-4.7kg）。爆発の日の翌日。
• 41日目：体重84.8kg（-7.8kg）。爆発の日の3日後。

結果

92.6kgあった体重を13.8kg減となる78.8kgまで落とした。

	開始時（Before）	2ヶ月後（After）
体重	92.6kg	78.8kg（-13.8kg）
体脂肪率	25.1%	21.9%（-3.2%）
ウエスト	97cm	75cm（-22cm）