ゾーンダイエット
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ゾーンダイエットとはアメリカの生化学者バリー・シアーズが考案した低炭水化物ダイエットの一種。
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概要
アメリカの生化学者バリー・シアーズが考案したダイエット法。日本には1996年、シアーズの著書を翻訳したものが出版される形で伝わった。低炭水化物ダイエット(低インスリンダイエット)の一種と言える。アトキンスダイエット等、その他の低炭水化物ダイエット同様、肥満の原因は糖質(炭水化物)の摂り過ぎであるという根拠の元、考案されたダイエット法。但し、その他の低炭水化物ダイエットとは異なり、糖質自体は大事な栄養素という認識も持ちつつ、飽く迄「摂り過ぎ」が良くないという理論。
方法
除脂肪体重から算出したタンパク質の摂取量を基準に、炭水化物を40%、タンパク質を30%、脂質を30%の4:3:3の割合で摂取する。この割合はエネルギー量(カロリー)を元に計算する。
4:3:3の計算方法
タンパク質の摂取量を下記の計算式で割り出す。
タンパク質(g) = 体重 × (1 - 体脂肪率) × 1.3
例えば、体重が60kg、体脂肪率が20%の人の場合、
タンパク質(g) = 60 × (1 - 0.2) × 1.3 ≒ 62g
となる。
このタンパク質の摂取カロリー(cal)を基準にして、炭水化物と脂質のカロリー(cal)を4:3:3の割合になるように計算する。
実践者
関連著書
- バリー・シアーズ(著)・岳マチ子(翻訳)『ゾーン・ダイエット』PHP研究所 2004年8月7日、ISBN 978-4569637594
- バリー・シアーズ(著)・コルム(翻訳)『食事革命 4・3・3ダイエット―肥満解消、病気予防、そして長寿をもたらす食事法』草思社、1996年7月5日、ISBN 978-4794206978