ホンマでっか!?TV
『ホンマでっか!?TV』(ホンマでっか!?ティーヴィー)は、2009年10月19日からフジテレビ系列で毎週水曜日 21:00 - 21:54(JST)に放送されている情報バラエティ番組である。
目次 |
ダイエット関連企画の放送歴
日付 | 企画内容 |
---|---|
2010年2月1日 | ダイエットの新常識SP |
2012年5月7日 | 今すぐにできる体質改善SP |
2010年11月3日 | 美容ダイエットSP |
2011年6月22日 | 夏までに出来る体作り |
2012年6月20日 | 夏までに美しくなるぞSP |
番組内で紹介されたダイエット情報
2010年2月1日 - ダイエットの新常識SP
ダイエットをすると体が臭くなる
健康生活情報誌「からだにいいこと」に掲載された情報で、経済評論家の門倉貴史が紹介。運動はあまりせずに食事量だけを減らしてダイエットをすると体が臭くなるという。食べ物を食べていないと体の中に栄養が入らず、中性脂肪を脂肪酸に変え、燃焼してエネルギーにする。しかし運動不足だと代謝が低下し脂肪酸が不完全燃焼になる。脂肪酸が不完全燃焼の時はに少し臭い程度。しかし、空腹により脂肪酸を燃焼し続けるとケトン体に合成し、このケトン体が非常に臭いとのこと。
また、軍事評論家のテレンス・リーによると、今、10代の若者の間で臭い人が多いという。そういう人は過激なダイエットをしていることが多く、加齢臭のような匂いがするそう。
貼るだけで痩せるダイエットパッチ
海外セレブゴシップ評論家の大柳葵理絵が紹介。アメリカのセレブの間でダイエットパッチというものが流行っており、これを貼ることで食欲を抑制する効果があり、さらに脂肪を燃焼する働きもあるという。パリスヒルトンが貼っていて話題になったとのこと。アメリカで販売しており、日本でも通販で購入可能だという。
太ることは50%が遺伝
脳科学評論家の澤口俊之によると、体重は50%が遺伝し、環境要因は50%。ちなみに背の高さは80%が遺伝で決まるそう。また、遺伝は20歳ぐらいから強くなってくるもので、若い頃は痩せていても20歳を超えてから遺伝が原因で太るケースもあるという。そういう人はダイエットをして痩せても結局元に戻るのだと述べている。
バレトンというエクササイズがブーム
経済評論家門倉貴史によると、アメリカのセレブの間で、バレトンというエクササイズが流行っているという。これは、クラシックバレエとエアロビクスとインドのヨガをミックスしたエクササイズで、ゆっくりした動きで行うダンスなので主婦層にウケが良いそう。
ダイエットには有酸素運動が良い
脳科学評論家の澤口俊之によると、ダイエットをするなら有酸素運動(エアロビクス)の方が良いとしている。その点で、門倉の紹介したバレトンも好ましいとしている。有酸素運動は脳的にも良く、エアロビクスをしている人は脳の老化が非常に遅くなると述べる。脳の老化で萎縮する部分と有酸素運動で改善する部分はほぼ同じなのだとか。従って50、60歳代で毎日運動している人は20代で運動していない人よりも知的能力が高いという。
ウォーキングは通常時より1.5倍速く歩くと効果的
脳科学評論家澤口俊之は、ダイエット効果を上げるために、ウォーキングは1.5倍の速さで歩くことを推奨する。さらに、軍事評論家のテレンス・リーによると傾斜がある所を早歩きするとさらに脂肪燃焼効果が高まるという。
コーヒー豆を擦り込むとセルライトが薄くなる
海外セレブゴシップ評論家の大柳葵理絵が紹介。セルライトの気になる部分に煎ったコーヒー豆を擦り込むと薄くなるという。セルライトとは脂肪細胞に老廃物が付着して固まったものだとする(※但しそもそも医学的に、セルライトという特別な脂肪の存在は否定されている)。スーパーモデルのケイト・モスがシャワー前に、このセルライト除去法を実践しているという。コーヒーは脂肪の原因を分解すると言われ、モデル業界では秘密のダイエット法として伝わっている述べている。
脂肪細胞の数は幼児期に決まる
脂肪というのは細胞であり、大きくなる脂肪細胞を小さくする事で細胞数は同じでも痩せることが出来る。また、脂肪細胞の数は幼少期に決まるので、その頃に太らない事(脂肪細胞の数を増やさないこと)が大事だとしている。小学校に上がる前が肝心だという。
2011年6月22日 - 夏までに出来る体作り
食欲を抑えるふりかけ
生物学評論家の池田清彦が紹介。アメリカで1400人以上を対象に6ヶ月間の臨床試験を実施したところ平均で13kg痩せたという。但し、被験者は相当太っている人を選んでいるとのこと。食欲は満腹中枢と飢餓中枢のバランスで決まるが、このふりかけは脳に直接働きかけ、満腹中枢に作用し、脳に満腹と判断させる。それにより食欲を抑え、減量効果が表れるという。これは脳を騙すということで、本当はあまり良くないとしている。 このふりかけには、料理に直接ふりかけるタイプのものと、食前に舌に吹きかけるタイプのものと2種類あり、どちらにしても後口が良くないという。本当なら美味しい上に脳に作用するのが一番良いのだが、そういったものではないそう。
食事の時間が20分以内だと太る
環境評論家の武田邦彦が紹介。これは脳が満腹を感じるメカニズムと関係しているという。胃に食物が入り消化されて血液中に出てくると、食べたことを脳が認識し満腹中枢が働き食欲が抑えられるとのこと。その時間がおよそ20分。満腹中枢が働く前に食べ終わると食べ過ぎてお腹が苦しくなりやすい。
現在、昔と比べて肥満が多い理由は、栄養が豊富であることに加え、食事時間が短いこともあげられるという。昔は食事時間が長かったため、満腹中枢にお伺いを立てながら食べていたことになる。10分くらい食事して一段落して時間を置くとそれで満足し、食事量は減ると述べている。
魚と大豆製品を食べると肥満になりにくい
健康管理評論家の川田浩志が紹介。世界25ヵ国で調査したところ、魚と大豆製品を両方食べている地域では肥満が少ないという結果が出たとのこと。魚(特に青魚)に含まれるオメガ3脂肪酸、DHA、EPA、大豆に含まれるイソフラボンといったものが食欲を抑え、代謝にも働き、結果、肥満を抑制しているという。